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プールと日焼け止めがともに生きる妥協点は存在しない

プールで日焼け止めを使うのは避けたほうがよいでしょう。いや、避けたほうがいい、ではなく、やめてください、と懇願する形になるかもしれません。

 

どうしてもプールで日焼け止めが使いたいというのであれば、プールの方を諦めてもらうしかありません。

 

日焼け止めを塗るか、プールに入るか、どちらか一方を選び、どちらか一方を捨てる必要があります。

 

これらの二つをともに選択して妥協点を探ればよいではないか、という意見もあるかもしれませんが、ことプールと日焼け止めに関しては、こういった妥協点を見出すことができないということを知らなければなりません。

 

ウォータープルーフの日焼け止めを使えばいいのではないか、というのも間違った意見です。ウォータープルーフというのは耐水性はあっても、プールを満たしている塩素水に対する耐性はまったくないのです。

 

それが普通の日焼け止めであろうとウォータープルーフの日焼け止めであろうと、日焼け止めというのは塩素水と接触することでことごとく剥がれ落ちます。

 

そして、その剥がれ落ちた日焼け止めは、プールのなかで有害物質となってぷかぷか浮かぶことになるのです。それでもプールでどうしても日焼け止めを使いたいというのであれば、申し訳ありませんが、実力行使でそれを全力で止めなければならないでしょう。

 

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これはそのくらいの問題なのです。